東日本フード株式会社

加工部門(製造担当)1994年入社

食卓に「安全・安心」「おいしさ」「健康」
そして「笑顔」を届ける仕事です

小回りが利く強みを生かしプライベートブランドを多く開発
“お客様専用” の商品を提供できるのが私たちの職場の特徴です

私が所属する特販事業部の加工部は、塊肉をスライスしたり挽き肉にしたりするほか、味付けをするなど一次加工した商品を製造する部署です。消費者の皆様がスーパーなどで購入して自宅に帰ったら、すぐに調理できる状態にした商品を多く製造しています。

当工場の特色としてグループの中では小規模であることが挙げられます。小規模であることは、小ロットの注文に対応ができるなど小回りが利くという強みを持っています。それは大手量販店様だけでなく、多店舗展開していない小売店様に対しても、プライベートブランドを多く開発・生産できることにつながっています。小さなロットで作れるということは、それだけ低い予算でプライベートブランド商品を作れるということであり、お客様側の開発しやすさにもつながります。お客様の企業努力や挑戦に対し、私たちがノウハウを提供して、一緒に新商品を開発することができるのは大きな喜びの一つです。

また、お客様からのご相談やご要望に応えるべく、肉の厚さや大きさ、刃を入れる方向など、日々細かく改良を重ねるのと同時に、既存の加工法だけでなく新しい加工法の研究開発にも力を入れています。

おいしく、美しく、安全な肉のお届けが
この仕事の責任です

おいしく食べていただくためには、新鮮さや味だけでなく、もちろん見た目も大切です。切断面がキレイに見えるカッティングや並べ方など、視覚的な部分にも気を遣い、消費者の皆様に喜んでいただくための工夫をしています。

安心して食べていただくために何よりも大事なのは、製品の安全性を保つことです。工場内では、衛生、温度、備品などのチェックを日々決められた時間に行います。機械類の動作確認、工場で働くスタッフの衛生管理も徹底して行っています。異物や細菌といった健康危害を発生させるようなものを絶対に混入させないことは、食に関わる仕事の大前提。消費者の皆様の食の暮らしに関わる企業の責任だと思い、入念な検分を行っています。

チルド製法のラム肉ジンギスカンには
思い出深いエピソードがあります

以前、お得意先の飲食店様から「ジンギスカンを頼んでいた取引先が閉鎖してしまい困っている」とのSOSが入りました。その飲食店様の味付けジンギスカンは扱ったことがなかったのですが、何とか急ぎの納品に至りました。その後、試行錯誤を重ねてタレを改良し、求める味に落ち着いたのは1年ほど経ってから。非常に難しい案件でしたが、ノウハウの蓄積と、お客様との信頼関係が築ける良い経験となりました。

食へのチャレンジ精神を発揮し
消費者の皆様に笑顔を提供したい

今後、北海道の特色を生かした商品や高付加価値商品について、営業部署と連携して開発に力を入れていきたいと思っています。北海道ならではの商品には、定番ヒットとなったジンギスカンがありますが、北海道には牛、豚、鶏もおいしいものがたくさんあり、その特性を生かした北海道らしい商品を開発したいと考えています。お中元やお歳暮などに限らず、様々なお祝いのシーンで大切な方への贈り物として、贈られる方の気持ちになって商品を考案しています。
心に残る贈り物や家族の思い出になる商品を作り出し、全国にお届けできたら嬉しい限りです。このように食に対するチャレンジ精神をいかんなく発揮できる職場で、消費者の皆様の食卓に「安全・安心」「おいしさ」「健康」をお届けし「笑顔」を増やしていくことが私の働く喜びにつながっています。

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